2009年12月16日水曜日

シッコ


シッコと言っても小便の事ではありません。マイケルムーアが監督したアメリカの医療保険の問題をテーマにしたドキュメンタリーです。

初めて日本人がこの映画を見た場合、問題提議の意味が分からないと思います。まず、既往症という言葉の意味です。アメリカでは日本で言う健康保険のシステムが無く、任意で民間の保健サービスに加入しています。既往症とは保険加入前に発病した病気の事であり、アメリカの保険では保険の適用外です。 そのため、問診の際に既往症の事を言ってしまうと全額負担することになってしまいます。

なので、アメリカ人は問診の際に過去の病歴などの事を隠す傾向にある見たいです。海外(アメリカ以外)で医者がケアのために既往症について聞いてもアメリカ人は警戒して話したがらないです。

医者サイドからも保険会社に荷担する動きがあります。 医者が既往症を見つけると保険会社に通報するようになっています。 これも日本人からは考えにくいですが、アメリカの医師は保険会社のコストを削減するとボーナスが入る仕組みになっています。

最後に、なぜアメリカが国民健康保険のようなシステムを作らないかです。 これは保険会社と政治家の間に強いつながりがあるからです。 ヒラリークリントン氏が国民健康保険を作ろうとしましたが、業界からの反対キャンペーンで潰されてしまいました。 業界は国民健康保険の様な全員が強制加入するシステムは社会主義的であるという題目で国民に宣伝しました。 もちろん業界は社会主義を恐れているのでなく、儲けが少なくなることを恐れています。

はっきり言って知らなかったです。 自由で偉大な国アメリカ合衆国が保険ではこのような状態で合ったことを。
シッコ

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